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赤いチェックのハンカチで…

星の王子さま(Le Petit Prince)の話の中にはハンカチが登場します。

五番目の星は、とても変わったところだった。
どこよりもいちばん小さな星だった。
そこにはガス灯が一本とそこに火をともす点灯人がいたが、それだけで星はいっぱいだったのだ。

La cinquième planète était très curieuse.
C’était la plus petite de toutes.
Il y avait là juste assez de place pour loger un réverbère et un allumeur de réverbères.


星の王子様とハンカチ

「わかる必要なんてない」点灯人は言った。「指示は指示だ。おはよう」
そしてガス灯を消した。
それから赤いチェックのハンカチで、額をぬぐった。

– Il n’y a rien à comprendre, dit l’allumeur. La consigne c’est la consigne. Bonjour.
Et il éteignit son réverbère.
Puis il s’épongea le front avec un mouchoir à carreaux rouges.


この点灯人の所作が印象的で、
その姿を自分の目で見ていたかのように、思い浮かべたりします。

彼のポケットには必ずハンカチが入っていて、
それは赤のギンガムチェックで、
いつもそれで汗をぬぐうのだろうな、と思いながら。


それにしてもこの本は何度読んでもおもしろい!
毎回新しい発見があります。